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学習塾のフランチャイズで大失敗!?FC経営の落とし穴を解説

学習塾のフランチャイズ経営は、未経験者でも参入しやすい一方で、独自の課題やリスクも存在します。本記事では、フランチャイズ経営の落とし穴について詳しく解説します。

数多くの学習塾の開業支援を行ってきた弊社ならではの視点から、情報をお伝えします。
これから学習塾を起業しようと考えている方の参考になれば幸いです。

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学習塾のフランチャイズはオススメ?

これから学習塾の経営を始めようと考えている方なら、ここが一番知りたいところだと思います。
結論からお伝えすると、フランチャイズ学習塾の傘下に入り塾を運営するのは、慎重に検討した方が良いでしょう。

理由として、学習塾のフランチャイズは、既存のブランド力や運営ノウハウを活用できるため、教育業界未経験者でも比較的容易に開業できます。特に、ICTを活用した最新の学習方法やシステムを導入することで、生徒一人ひとりに適切な学習を提供し、健全な塾運営を目指すことが可能です。

しかしながら、フランチャイズには独自の制約やリスクも伴います。
以下の項目で詳しくお伝えします。

フランチャイズの学習塾でなぜ失敗するのか、FC経営の落とし穴

思い通りの塾経営はできない

フランチャイズ契約では、本部が定めた運営方針やカリキュラムに従う必要があります。そのため、自分の教育理念や独自の指導方法を反映させることが難しく、思い通りの塾経営ができない場合があります。

また、教材や指導方法、料金設定などに本部のルールがあり、地域の特性や生徒のニーズに合わせた柔軟な対応が制限されることもあり、結果として生徒数の伸び悩みや経営不振につながるリスクがあります。

FC料を加味した開業計画が必要になる

フランチャイズ加盟には、初期費用やロイヤリティなどのFC料が発生します。加盟金は、学習塾本部によって異なりますが、だいたい100~300万円が相場です。また、契約時に本部に預ける保証金がかかるところがあります。ロイヤリティの相場は10~30%が一般的です。

これらの費用を十分に考慮せずに開業すると、予想以上の出費により資金繰りが厳しくなる可能性があります。

特に、運営開始後も定期的なロイヤリティ支払いが必要な場合、収益が安定するまでの間、経営を圧迫する要因となり得ます。したがって、FC料を含めた綿密な開業計画と資金管理が求められます。

教室を運営するためのキャッシュがフランチャイズのロイヤリティで取られてしまい、結果として事業を拡大していくための利益が少なくなるのは好ましくないでしょう。

ブランドイメージを崩せない

フランチャイズでは、本部が築いてきたブランドイメージを維持することが求められます。そのため、独自の広告やプロモーション活動、教室のデザイン変更などが制限されることがあります。自由なマーケティング戦略を展開できないことで、地域特性に合った集客が難しくなる場合もあります。

ブランドの恩恵を受ける一方で、自分で作り上げて運営している学習塾ではありませんから、独自性を出しづらい点は後々、教室を拡大したい!というフェーズに至った時に大きなデメリットとなり得ます。

また、ブランドイメージを損なう行為が発覚した場合、契約解除や罰則が科されることもあります。

FC本部との摩擦が生じることもある

フランチャイズ加盟店と本部の間で、運営方針やサポート内容に関する意見の相違が生じることがあります。例えば、本部の指示や新しい施策が現場の実情に合わない場合、加盟店側が不満を抱くこともあります。こうした摩擦が続くと、信頼関係の悪化や経営効率の低下につながる可能性があります。定期的なコミュニケーションと相互理解が重要ですが、それでも解決が難しい場合もあるため、事前に本部の方針やサポート体制を十分に確認することが大切です。

その他

フランチャイズ経営には、他にも以下のようなリスクや課題が存在します。
• 競合との差別化が難しい:同じブランドのフランチャイズが近隣に出店することで、生徒の取り合いになる可能性があります。
• 契約条件の制約:契約期間や更新条件、解約時のペナルティなど、厳しい契約条件が設定されている場合があります。
• 本部の経営状況に左右される:本部の経営悪化や方針転換が、直接的に加盟店の運営に影響を及ぼすリスクがあります。

これらの要因を踏まえ、フランチャイズ加盟を検討する際は、事前に十分な情報収集とリスク分析を行い、自身の経営方針や地域特性に合致した選択をすることが重要です。

当社のAssistシステムはフランチャイズ運営ではありませんので、自分の思い通りに、好きなカリキュラムや内容で塾の運営を執り行っていくことが可能です。

FC料などの余分な費用も発生しませんから、キャッシュフローも安定しやすいのが特徴で、多くの塾運営者に選ばれています。

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学習塾の開業はフランチャイズより自己開業が良い理由

自己開業は、初期費用の抑制や運営の自由度など、多くの利点があります。以下で詳しく説明します。

自己資金が少なくても開業できる

自己開業では、初期投資を抑えることができます。フランチャイズ料やロイヤリティの支払いが不要なため、自己資金が少なくても開業が可能です。また、資金計画を自由に立てられるため、無駄な出費を削減しながら効率的な運営が実現できます。教材やシステムの選定も自由に行えるため、コストパフォーマンスの高い運営が期待できます。さらに、融資や助成金を利用することで、自己資金をさらに有効に活用することができます。

自分のやりたいように塾の運営・経営ができる

自己開業では、自分の教育方針やカリキュラムを自由に設定することができます。フランチャイズ契約では制約が多く、自分のアイデアを実現することが難しいですが、自己開業ならば自分の理想に合わせた塾運営が可能です。また、マーケティング戦略や宣伝活動も自分で決定できるため、地域のニーズに合わせた柔軟な対応ができます。

自分の手で創り上げていく達成感がある

ゼロから塾を立ち上げる自己開業は、試行錯誤を経て成功を掴むプロセスが大きなやりがいとなります。自らの努力で生徒数が増加し、地域に信頼される塾へと成長させる喜びは、フランチャイズでは味わえないものです。また、独自のブランドを築くことで、他塾との差別化が図れ、長期的な経営の安定にもつながります。

子どもたちや保護者の意見をサービスに反映しやすい

自己開業の塾では、現場の声を直接経営に反映させることが容易です。生徒や保護者からのフィードバックを迅速に取り入れ、カリキュラムや指導方法の改善に活かすことで、満足度の高いサービスを提供できます。フランチャイズでは、本部の方針やマニュアルに縛られることが多く、柔軟な対応が難しい場合があります。自己開業ならではの機動力を活かし、地域密着型の塾運営が可能です。

その他

自己開業には、他にも以下のようなメリットがあります。
• 収益の全額を自分で管理できる:フランチャイズではロイヤリティの支払いが必要ですが、自己開業では得た収益を全て自分の裁量で活用できます。
• 地域特性に合わせたサービス展開が可能:地域の特性や需要に応じて、柔軟にサービス内容や料金設定を変更できます。
• ブランドイメージの自由な構築:自分の理想とする塾のイメージやコンセプトを自由に設定し、独自のブランドを築くことができます。

青山英語学院アシストでは、独立開業を目指す方々に向けて、塾運営システムや教材開発、開業支援など多角的なサポートを提供しています。これらのサービスを活用することで、自己開業のリスクを最小限に抑え、成功への道を切り拓くことが可能です。

失敗しないフランチャイズの選び方を解説

フランチャイズ選びは、成功の鍵を握る重要なステップです。以下のポイントを参考に、慎重に検討しましょう。

イメージのいい運営をしている学習塾FCを選ぶ

フランチャイズ本部の評判やブランドイメージは、集客や信頼性に直結します。口コミや評判を調査し、地域で高い評価を得ている学習塾を選ぶことが重要です。また、実際に運営中の教室を訪問し、現場の雰囲気や生徒・保護者からの信頼度を確認することで、より具体的なイメージを掴むことができます。さらに、卒業生の進学実績や保護者からの評価も重要な指標となります。イメージが良いFCは、地域での信頼度が高く、新規入塾生の獲得にも有利です。

初心者でも開業できるよう、サポートが手厚い

フランチャイズを選ぶ際には、初心者でも安心して開業できるよう、サポートが手厚いFCを選びましょう。開業前の研修やマニュアルの提供、経営に関するアドバイスなど、充実したサポート体制があることが重要です。また、開業後も定期的なフォローアップや相談窓口が整備されていると、安心して経営に専念できます。

ロイヤリティが良心的なFCを選ぶ

ロイヤリティは、フランチャイズ加盟後の継続的な支出となるため、その割合や金額は経営に大きな影響を与えます。ロイヤリティが高すぎると利益を圧迫する可能性があるため、良心的な設定のフランチャイズを選ぶことが重要です。また、ロイヤリティの算出方法(売上の一定割合や固定額など)や支払い頻度も確認し、長期的な視点で負担にならない条件を選択しましょう。さらに、ロイヤリティが適正かどうかを確認するために、他のフランチャイズ契約者の意見を聞くことも重要です。

条件等、運営がガチガチに縛られないFCを選ぶ

フランチャイズ本部によっては、運営方針やカリキュラム、広告活動などに厳しい制約を設けている場合があります。これらの制約が多すぎると、地域の特性や生徒のニーズに合わせた柔軟な対応が難しくなる可能性があります。自由度の高い運営が可能なフランチャイズを選ぶことで、独自の工夫や差別化が図りやすくなります。また、契約後も必要に応じて条件の見直しができるFCを選ぶと良いでしょう。

フランチャイズ運営経験の少ないFCを避ける

フランチャイズ本部の運営経験や実績は、加盟店へのサポート品質に直結します。運営歴が浅い本部は、ノウハウや支援体制が十分でない可能性があるため、注意が必要です。実績豊富な本部を選ぶことで、蓄積されたノウハウや充実したサポートを受けることができ、安定した経営につながります。また、他のフランチャイズ契約者からの評判も参考にしましょう。

印象が少しでも良くない担当者がいるFCは選ばない

フランチャイズ本部の担当者は、加盟前の相談から開業後のサポートまで、長期にわたり関係を築く重要なパートナーです。初期の段階で少しでも担当者に不信感や違和感を抱いた場合、その後のコミュニケーションやサポートに支障をきたす可能性があります。信頼できる担当者がいる本部を選ぶことで、安心して経営に専念できます。

フランチャイズ学習塾の傘下に入るより、Assistシステムで二人三脚で開業がオススメ

フランチャイズ加盟には多くのメリットがありますが、独自の制約やコストも伴います。青山英語学院アシストが提供する「Assistシステム」は、フランチャイズに頼らず独立開業を目指す方に最適なソリューションです。このシステムは、ICTを活用した最新の学習方法や運営ノウハウを提供し、未経験者でも安心して学習塾を開業・運営できるようサポートします。また、ロイヤリティや厳しい運営制約がないため、自分の理想とする塾を自由に創り上げることが可能です。青山英語学院アシストと二人三脚で、地域に根ざした学習塾を開業してみませんか。

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監修者:寒河江 毅 青山英語学院CEO

 

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